しあわせ米粉とは?
  お米をキレイに洗って磨いて、イイ部分だけを取り出した、米粉のお姫様。
「秋田県産あきたこまち」を、秋田県潟上市の淡路製粉が丁寧に製粉しました。
しあわせ米粉はイイコナ!
 
  • こがね色の玄米を89%前後に精米して白米にします。
  • 白米をしっかりキレイに洗って美白ピーリング。
  • 冷水に約10時間ゆっくり浸透させ保潤軟化させます。
  • 水をたっぷり吸水した柔らかいお米を、キレイな水と一緒に熱を加えないで臼で水挽製粉(磨り潰す)して米乳(乳液状)にします。
  • 米乳をフルイにかけて、さらにアクや胚芽をキレイに取り除き、真っ白なお米の米乳にします。
    ここに残ったお米の粒子(米澱粉)たちが、選りすぐりの「しあわせ米粉」になります。
  • 風に漂わせながら乾燥させます。
  • 最後にきめ細かな粒子に調整し、仕上げのフルイを通して、玄米から20~25%スリムになった純白の「しあわせ米粉」の完成です。
イイコナの見分け方は?
  【粉で見分ける】
・真っ白い粉であること。
  真っ白い粉は、お米を洗ってから製粉しています。
・よく目を凝らして見て、少しでも細かい黄色や薄茶色の粒々(胚芽部分)が見える米粉は、次の原因が考えられます。
  1.洗っていない(乾式粉砕)、 2.洗いが不十分、 3.等級下の米を使用
  【水を加えて見分ける】
・加水が多い
・まとまりづらい
加水が多い(生地の締りが強い)場合は、お米を無理に粉砕している(負荷がかかる=硬い米=洗っていない)ため、粒の粒子に
傷が多い分、加水が多くなります。 つまり、傷だらけの米粉なのです。
しあわせ米粉はどうイイコナ?
  真っ白で、細かいだけではなく、損傷澱粉が極めて少ない、三要素がそろった、洋菓子・料理・米粉パンに向く最高のイイコナです!
※和菓子に使われるイイコナは、お米をキレイに洗って極力熱をかけず、お菓子に合わせた粒子に挽かれた粉。
つまり全ての米粉に共通するのは、ご飯と同じ。
「キレイに洗って、柔らかくする」そして挽くことが極意です!
それをなくしてイイコナには仕上がりません。
しあわせ米粉で嬉しいこといっぱい!

ホワイトソースにしあわせ米粉を使うとダマにならない!
米粉は粉どうしがくっつきにくく、粘りの元になるタンパク質(グルテン)が
含まないためです。









 
揚げ物にしあわせ米粉を使うとカラリと揚がる!
小麦粉にはグルテン成分が含まれ、粘りや、水を保持するタンパク質(グルテン)が含まれていますが、
米粉にはグルテンが無いため カラリと揚がるのです。




 

 


薄力粉で作れるお料理のほとんどがしあわせ米粉できる!
米粉は吸水性に優れ、弾力性に優れています。但しタンパク質(グルテン)を含まないため、
粘性は薄力粉より劣りますが、米粉にはモチ系もありその組合せが出来ることからほとんど米粉でできるといえます。




 

 


 
しあわせ米粉はふるわなくても使える!
粉どうしがくっつくと、調理中に水分を吸いにくくなるため、かたまりや、だま(塊)ができやすくなります。
小麦粉は、粉どうしがくっつきやすく、大粒になりやすいのですが、
米粉は細粒になっても粉どうしがくっつきにくいからです。




 

 

 


しあわせ米粉で料理のとろみづけが簡単にできる!
米の主成分である、でん粉質(糖質)に水を加えて加熱すると糊状となるためです。
同様に片栗粉(ジャガイモでん粉)に含まれているでん粉も同じ性質を持っています。



 

 

 



 
調理により、サクサクとモチモチの食感ができる?
サクサク、モチモチの食感は食品に含まれる水分量と密接な関係があります。
例えば、小麦粉パンと米粉ぱんの咀嚼回数と唾液量を比較した「咀嚼回数と、唾液分泌量の比較調査報告書4-2」
東北生活文化大学H18年1月発表によれば、小麦パンと米ぱんの食塊を呑み込むために、咀嚼回数と唾液量を計測、 米粉ぱんの方が、より多くの咀嚼回数が必要となり、合わせて唾液量が増える結果となりまました。
これは、サクサク、モチモチの物性の違いによるものです。




 

 

 

 

 


しあわせ米粉を使うと、日本の自給率が上がるのはナゼ?
国産の米粉ならば、輸入の小麦粉を使わない分、自給率は向上します。



 

 



 
しあわせ米粉を使うと、腹持ちがいい!
米粉には、でん粉質(糖質)のレジスタントスターチが多く、血糖値の急激な上昇を抑えられるためでしょう。
また、米粉を使用した食物を食した時、血糖値を低下させるために必要なホルモンである、インシュリンの分泌が、 より緩慢な状態になっているのではないかと考えられます。
東北生活文化大学H18年1月発表 報告書から